2017/03/07 火曜日 16:32:29 JST |
テクニカルショウヨコハマ2017より
④第一塗装工業(株) 航空・宇宙・防衛分野に展開する塗装技術
「向上心」を社是として、塗装を通して社会に強く必要とされる存在となるよう経営努力をし、日本の技を世界にと、防衛・航空・宇宙産業など国益に貢献できる存在を目指しているのが第一塗装工業です。
ISO14001、ISO9001をすでに認証取得しております。航空・宇宙・防衛分野の精密塗装品質規格である、品質マネージメント規格「JISQ9100」は平成29年9月に認証取得すべく準備中であります。すでに米国国防省MIL規格・防衛省規格・ボーイング規格をクリアした世界レベルの技術を有しており、この分野で多くの実績をあげております。
「航空・宇宙・防衛」で求められる塗装会社の条件は
(1)
卓越した塗装技術・技能
神奈川県知事より平成27年度「かながわ中小企業モデル工場」の指定を受けており、神奈川塗装まつり塗装技能コンクールにおいて毎年特別賞を獲得。本年、平成29年3月に行われた第26回コンクールにおいても12個の特別賞のうち、6個の特別賞を受賞している。
(2) 特殊塗装の性能を100%実現する塗装設備
航空・宇宙・防衛向け特殊塗料の性能を100%
実現する「温度管理クリーン塗装システム」を完備して、温度15~35℃に保ち、塗装ゾーン内は 0.5マイクロメートルの微細なゴミが1500個程度に抑えられる。この分野で大多数を占める小ロット・多品種生産に最適な塗装システムで、このクリーン塗装ゾーンへの更なる更新を実施しています。
(3) 塗装性能を検証する特殊品質保証機器
品質を調査・保証する特殊検査機器である、マイクルスコープ・
磁気膜厚計・分光測色計・ハンディ膜厚計・ハンディ光沢計・
炉温測定器・デジタル静電電位測定器等を使用し厳正に検査しています。
(4) 塗装性能を保証する工程履歴書類
塗装は特殊工程です。特殊工程とはJISQ9000の用語の定義(3.4.1 プロセス)によれば、備考に「結果として得られる製品の適合が、容易に又は経済的に検証できないプロセス」と説明されています。特殊工程である「塗装工程」において、顧客に要求される塗膜性能を保証し、或いは担保するためには、規定された工程が確実に実施された履歴の記録及び開示がぜひ必要であります。これらの書類を常に記入し保管する管理体制を整備しています。
問い合わせ先 第一塗装工業株式会社
〒224-0054 横浜市都筑区佐江戸町739番
TEL. 045 (932) 6611
FAX. 045 (933) 6076
URL:http://www.daiiti-k.co.jp/index.html
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2017/03/18 土曜日 14:02:02 JST |
超親水性無機塗料 ゼロ・クリア塗装
ベンチャー発、世界標準を目指す「機能性表面処理技術」
霧吹きの水だけで油性マジックの落書きが瞬時に浮上がり剥がれ落ちるテストに皆が一瞬我が目を疑う。 このゼロクリア塗装の採用例が、厄介な汚れ清掃から奥様方を解放した大手家電メーカーの洗濯機。 抜群の防汚特性以外にも、
①防傷特性:鉛筆硬度9H以上の表面硬度でキズが付き難い
②防曇特性:ガラス面・鏡面等に曇りが発生し難い
③抗菌・抗カビ特性:銀イオン系抗菌剤配合で大腸菌・黄色ブドウ球菌等が表面に増殖しない
④耐熱性:耐熱温度500℃で無機塗料なので燃えない 等々の特性を有する優れもの。
洗剤不要で環境に優しく汚れ落としも手間いらずという事で10年以上前から燕市の洋食器・包丁やボール類などの厨房器具メーカーが「エコ・クリーン」シリーズとして販売。 最近では上記の通り洗濯機に採用され掃除不要の洗濯機としてヒット商品となっている。 また、防汚・防傷特性が評価され東京メトロ等の駅構内内装材への採用も始まっており、メンテナンスの容易さ、キズが付き難く何時までも新品同様の美観維持が評価され今後も導入は順次進む予定という。 防汚・防曇特性では交通安全用カーブミラーへの採用がスタートしており、屋外での汚れ落としは人手作業不要で、雨や霧の水分だけで鏡面クリーニングが完了、湿度の高い環境でもヒーター不要で曇りが発生し難く、交通事故率削減の一助にもなりそう。 ゼロクリア塗装が可能な基材はステンレス・鉄・銅・アルミ等の金属、ガラス、陶器類等で塗料のスプレー塗装後に約300℃の焼付乾燥が必要。 今後、分野を問わず益々人手不足が深刻化する状況下、3K作業ともされる清掃作業でのマンパワー及びコスト削減策のひとつとして、高層ビルでの窓ガラスや外装建材、食品関連の工場や流通店舗に於ける設備機器他、様々な分野での採用が期待されるという。 汚れ落ちテスト等の様子は以下動画で:
https://www.youtube.com/watch?v=L7or-vcVkL8&list=PLHhvVJt6QAnlKBFlBEn29FU2poAIuyK5X&index=27
お 問合せ先: 株式会社 五合
〒486-0807愛知県春日井市大手町4丁目8番地10
Tel(0568)35-2001 Mail:
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2017/11/29 水曜日 09:38:31 JST |
目に見えないものを見て選別・・・世界に誇る、近赤外線選別機
高齢者であれば若い頃、ご飯を食べていて小石を噛んだ経験の何回かは何方もあるはず。最近その様な経験は無い。 これは1970年代に同社が開発販売した色彩選別機が米からの小石除去に大きく貢献したお陰によるもの。 現在では色彩選別機はモノクロからカラーに広がり、米、麦、豆類等の農産物、ホテトチップ等のスナック菓子類、プラスチック・ペレット等の化学製品から海産物、真珠まで幅広い分野で人知れず活躍し生活を豊かにする為に役立っている。
従来方式の色彩選別は人が目で見て判断出来る変色等の違い、紫から赤までの可視光線域での色の違いで良品・不良品を選別するもの。 同社が約30年前から実用機として開発製品化した近赤外線選別機は物体を透過する近赤外線を応用して人の目に見えない不良を判定しての良否選別を可能にした。 例えば:①落花生のカビ豆選別:カビ毒発生の恐れのある落花生のカビは豆の内側に発生する為、渋皮を剥がし二つに割らぬとカビ発生有無の判定は出来ない。これを二つに割る事無く、非破壊で渋皮の上から近赤外線で一粒ずつ高速でチェックしカビ豆を弾き出すもので、国内だけで無く海外にも多くの販売実績がある。②低アミロ小麦選別:小麦の収穫時期に長雨等の天候不順があるとパンや麺類に加工した時に著しい品質劣化を引き起こすアミロ含有量の低い小麦を近赤外線透過光で高速で一粒ずつ判定して弾き出し、小麦の品質維持を図れる選別機。 従来は小麦を製粉して食品に加工しなければ品質判定の難しかったものが小麦の段階で品質調整が図れると小麦生産者から高い評価を受けている。近赤外線利用の選別機は産業廃棄物等からの再利用可能な資源の高速選別等にも使われ始めており、今後懸念される選別作業者不足だけで無く、資源の有効利用にも大いに役立つものと期待される。
落花生カビ豆選別結果(機械選別後に割った状態)
良品 不良品(中にカビが発生)
近赤外線選別機 Model MKB-300
株式会社 安西製作所 ホームページ: http://anzai-mfg.com/ |
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